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社長のブログ「斉藤のサイト」

横浜市中区、有限会社サイトウプリントの代表取締役斉藤正一のブログ。
最近は企業戦略論を勉強して、それをフィードバックする事に力を入れて活動中!仕事以外の事も書いてあるのでどうぞ気楽に読んでください。
ダイエット=赤字決算にすりゃいい。
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    大変ご無沙汰してしまいました。とりあえず復活です!
    ブログ休止中は本当にいろいろありました。まさに人生いろいろ、島倉千代子さんの世界です。人生には上り坂、下り坂、そして「まさか!」がある…。「うまいことをいうなぁ」なんて思ってましたが、40を過ぎるとそこそこ自分の歩んできた道程が見えてきたりします。まぁ、坂に例えていますが上下の変化だけでなく、左右にも曲がりくねってます。そして上りだったか、下りだったかは通り過ぎてから気づいたりするものですが、良くも悪くも「まさか!」の連続です。そして人生同様、企業経営(運営)にも「まさか!」の連続です。というか、全ては「まさか!」で構成されている。最近やっとわかったのですが、”デキる”経営者はこの「まさか!」を味方に付けているとしか思えない傾向があるように感じます。
    さて進化戦略を勉強していくと、当たり前のように生物の不思議に出くわします。その生物のディテールも生態自体にも、驚きと同時に自然(宇宙)の偉大なデザインセンスにただただ叫喚してしまいます。
    そんなこんなで、久しぶりのブログは「ダイエット」のお話です。
    実は最近またダイエットをしてまして、2ヶ月くらい前から今日現在までで10kgちょっと痩せました。目標まであとちょっとと概ねイメージ通り、順調です。このダイエット、もちろん動物の中では人間様と、人間に飼われているペットの一部だけがやってます(飼い主にやらされてる)。そして自然界に生きる動物は決してダイエットなどしません。必要以上に食べないというイメージがありますが、実際は常に食物が不足していると言えます。
    だいぶ前になりますが、私のとても太った先輩に「人間が飢餓(空腹)状態になった時に機能する生命維持システムは幾つかあっても、血糖値を下げる機能はインシュリンしか無いんだぜ。」と言われたことがあります。衝撃でした。つまり進化という観点から見ると、人類の永い歴史は飢餓との戦いだったのだと言えるかもしれません。人間という種が誕生して以来、飽食の時代と言われる様になって、たかだか100〜200年程度しか経ってない事を改めて教えられました。つまり、昔は人間もダイエットなんて言葉とは無縁だったのです。
    では何故太ってしまうのか…。答えは簡単「食べ過ぎ」ということです。では何故、人間は食べ過ぎてしまうのでしょうか。体質というせいにしたい思いもありますが、実は本能に従って目の前にある食べ物を食べ続ければ必ず太ります。もちろん食べても食べても太らない、特異な体質の方もいるとは思いますが…。そしてその本能をちょっとだけ狂わせているのがストレスらしいんです。ストレスの原因はさておき、ストレスを感じている脳(本能的な部分)は、体を守ろうとして栄養(脂肪)を少しでも多く蓄えようとします。また、満腹感は手っ取り早く手に入れることのできる快楽です。だから食っちまうのです。
    そういった事を理解して、きちんとした目的を持ってダイエットに取り組みます。ただ食事を抜くだけのダイエットは寿命を縮めかねません。ポイントは栄養のバランスのとれた食事と満腹中枢を意識すること。「次も、その次もちゃんと食事はあるわよぉ〜」と、脳に理解させるのです。そして体重計に毎日決まった時間に乗ること。私は朝をお勧めします。
    ここまで書くとあらためて経営と似てると思わざるを得ません。進化戦略の師匠曰く、経営の基本は「入るを量りて出ずるを制す」(最近は分度という言葉をよく使います)だそです。つまり痩せたい時には毎日を「赤字決算」にすればいいのです。どちらも必要なのは正しい目的と正しい手段です。そして自然(この場合は生物の仕組み)を味方につければ結構いけてしまうと思います。結果が出ると楽しくなってきます。さらに師匠曰く「私の指導する会社は、利益が出るようになってくると、不思議なことに自然と売上も上がってくるんだよ。」と言ってます。先日も岩手で開催された進化戦略研究会の全国大会でも、出席したほぼ全員が黒字になっており、その経常利益の総額はスゲーことになってました。先生は「ビリオン(10億)・プロジェクト」と言ってましたが、5年ベースで考えるとその数倍になっちゃいました。
    そろそろ締めますが、40半ばになり残りの人生を考える時、「分度」という考え方が少しだけ理解できるようになりました。会社も自分の体も、長持ちさせる秘訣は同じようなものなのですね。自然は全くもって偉大です。私たちは自然からもっと色々と学ばなければならないようです。
    | 生き物と進化の不思議 | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    生き物のフォーカス戦略(進化)
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      進化戦略研究会という勉強会に出席しています。ちなみに昨日(8月23日)は東京都府中市にある「田原電機製作所株式会社様で行われました。今日は奈良で開催されてます。(本当は出席の予定でした…)何度かこのブログでも触れていますが「進化戦略論」とは、私達が師事する公認会計士の落合先生が説かれている「企業戦略論」です。
      とまぁ、昨日もその勉強会で「斉藤、おまえの課題は“フォーカス”!」と言われてしまいました。フォーカスとはつまり、企業の経営戦略の一つで“フォーカス戦略”と言われ、比較優位な業務に経営資源を集中的に配分する戦略です。
      その企業戦略の一つである“フォーカス戦略”ですが、私達生物の仲間の間では、ごく当たり前の戦略だったのです。
      資源の集中というと小難しい感じがしますが、ようするに「要らないものは捨てる」です。つまり現在の人間に“しっぽ”はありませんが、私達人間のご先祖様をずっと遡ると、木の上で生活していた時代には尻尾がありました。今でもその尻尾の名残である「尾骶骨(びていこつ)」がありますが、地上生活をするようになり、尻尾の使い道がなくなってしまったのです。同じように、モグラには視力がほとんどありません。土の中で生活するモグラにとって、視力は不要だったということです。視力に使わなくてすむようになったエネルギーを、嗅覚やトンネルを掘るのに適した前足を発達させることにまわしたのです。
      以前にも触れたかもしれませんが、自然界に働いている進化の方向性のひとつは究極のエコ(完璧な循環)です。淘汰にはたらく力のサバイバルレースに勝ち残るためには、最小のエネルギーを最大限に活かす事がテーマなのです。(参照)
      生物の営みの上で捨てるというとは「用不用説」では「退化」と表現されたりもします。しかし「比較優位な器官(機能)に経営資源を集中的に配分する」ことは立派な「進化の一部」だということになります。
      「斉藤、おまえの課題は“フォーカス”!」
      あらためてこの前からの先生の私へのメッセージは、「斉藤、そろそろ人間になれ。尻尾なんて要らんだろ。」とおっしゃっているように聞えます。さて、サイプリの尻尾を見つけ、また進化するとしますか(笑)
      | 生き物と進化の不思議 | 16:02 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
      進化圧
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        前にも触れましたが、「進化圧」という言葉があります。
        私が師事する落合先生が以前多用していた言葉です。
        使い方はこうです…、
        「斉藤、進化圧を感じてるか?ダメだなぁ、意識を集中しろ。」
        ようは、進化を促すような現象(プレッシャー)のことを言っているのです。
        生命の誕生以来、私たち生物は進化を続けてきています。本来は悠久の時間を費やして行われる進化(変異)、その進化の経緯を遡ると、劇的な進化が起こるのは地球の大変動に大きく左右させられていることがわかります。つまり、環境が進化を促すのです。生存競争も環境のひとつですが、その生存競争も環境の変化に左右されています。
        そして進化のキーワードは「変異」と「選択(淘汰)」です。
        落合先生の「進化戦略論」は、企業が「変異」をして「選択」される…つまり選ばれる企業になるという戦略です(私の解釈)。
        あの地震以後、その進化圧が日本全体を覆っています。いや、世界を覆っています。今や進化圧を世界中の人々が感じることが出来ると思います。
        環境変化を察知した生命は新しい環境に対応する為の試行錯誤を始めます。あるものはその環境から逃げるための変異。またあるものは、前の環境よりかえって今の環境の方が優位になり、猛攻を仕掛けてくるパターン。そして新しい環境に全く対応できずに絶滅するものも出てくるでしょう。
        普段は目の細かい篩(ふるい)だった自然選択も、今回のような劇的な環境の変化の時には、とても目の粗い篩に様相を変えてしまうようです。
        落合先生の「進化圧」を普段から注意するように言われていましたが、自分の感度の悪さと、対応の遅さに今更ながら反省しています。
        今後、どのように社員や会社を護っていくか。そして、どう進化(変異)するか。またはしないか…。
        日を追って刻々と変化する環境と“にらめっこ”の毎日。
        さてさて、何を変えて、何を変えないか?
        まずは資源の確認です。
        | 生き物と進化の不思議 | 16:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        生き物と進化の不思議シリーズ
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          共進化という言葉をご存知でしょうか。ある種の進化が別の種の進化を促すことを言います。今までこのブログではあまり触れてきませんでしたが、進化のダイナミズムを最も感じることが出来るのは共進化です。ここで書ききることはとても出来ませんが、共進化はビジネスにおいて多くのヒントがあります。そのことは後で触れるとして、共進化…。特に代表的な共進化の例はやはり「植物と動物の共進化」です。
          さてその植物ですが、30億年以上水中にいた植物が地上へと進出を始めたのが約4億年前のことです。その中でもシダ類は約3億年前の石炭紀に入り大繁殖をし、中には約30メートル(10階建てのビル相当)にまでなるものも現れました。しかし本格的に内陸へ進出するにはまだまだ多くの問題点を抱えていました、その問題のひとつが繁殖方法です。原始の陸生植物は水中での生活の性質を多く残し、胞子は湿った土地でないと発芽は難しいし、乾燥にとても弱いのでした。そこで植物たちは進化しました。3億7000万年前に種子植物が誕生したのです。種子植物には裸子植物と被子植物がありますが、最初に登場したのはイチョウに代表される裸子植物です。裸子植物は被子植物と違い、胚珠がむき出しになっていますが、それでも種皮に覆われていて耐水性もあり、乾燥にも耐えられ、栄養分も蓄えられていて、地面に落ちれば自力で発芽することが出来ます。そうしてそれまでは湿地帯や水辺などを離れられなかった植物たちは内陸へと広がることが可能となり、シダ類に代わり新しい森が出来ていきました。そして裸子植物の誕生から3億年の時が経ち、さらに進化した種子植物である被子植物が登場したのです。今から約9000万年前、白亜紀の後半になります。被子植物はその後爆発的な繁栄をし、全樹種の80%を占めるほどになりました。裸子植物とは違い、胚珠は皮にくるまれ、めしべの下にある子房の中に収まっているので環境の変化にも強いのです。さらに被子植物は花も咲かせるし、柔らかい葉を持ち、果実を実らせ、蜜まで出すようになりました。…と、ここまでは植物の進化ですが、植物の進化に伴い動物も変化をしはじめました。そのひとつが昆虫の爆発的な進化です。蜜を求める蝶やハチが誕生したのです。ご存知の通り蝶やハチは被子植物の受粉を手伝います。そのことにより、さらに植物も繁栄していきました。植物の繁栄は蝶やハチ、葉等を食べる昆虫の餌の安定を意味しています。餌となる昆虫が増えるとそれを食べる肉食昆虫の数も増え、環境に合わせて多様化していきます。また果実食性の動物も進化を始めました。その代表が霊長類、私たちの祖先です。
          この様に、共進化とはひとつの進化が他の生物の進化を誘発することを言います。ではその共進化に私たちのビジネスにどんなヒントをがあるかというと、もうお分かりのことだと思います。例えば…、サイプリはパソコンを駆使してデザインや通販も行っております。昨今のパソコンの進化スピードは確かに以上だとは思いますが、パソコンが発達してくれたお陰で今のビジネススタイルが成り立っていることは間違いありません。最近話題の電子書籍も昔から存在してはいたのですが、「i-Pad」の登場でまたたく間に世の中に広がりました。また「i-Pad」を登場させたのも、「○○ができるようになった○○の登場で…」とかいうパーツの進化だったり、それを受け入れやすいタイミングだったりします。やはりその場合にもライバルが存在し、選択の洗礼を受け、それを生き延びたものが繁栄するという仕組みは本当に太古の昔から変わっていないということを感じます。技術や文化的なことだけではなく、人間同士の中でも感じることがあります。周りにいる人が喋ることや考えに、人はかなりの影響を受けます。また、ある人を介してまた別の人間関係ができたり…と。
          話がどこまでも大きくなりそうなので、この辺でまとめます。要は全てのものは環境に左右されがちだ…と思うわけです。世の中のことは全て内と外との反応でできているのだなぁ…なんて。世の中のトレンドやそうでないものとの自分の会社(自分自身)との関係をもう一度考えてみようと思います。
          | 生き物と進化の不思議 | 16:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          生き物と進化の不思議シリーズ
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            昆虫はすごい!
            適応力という言葉がありますが、一番適応力がある生物は何なのか?適応力という定義が問題になりますが、種として考えると海を除くほとんどの環境に生息する分布領域の広さや、その生態の多様性を考えると他の生物種がまったく適わないのは昆虫といえるでしょう。現在約100万種が確認されているといわれています。地球上の全生物種のなんと約70%を占めているのです。
            マイナス16℃の氷河の中で活動する「ヒョウガユリカ」や、幼虫時代を原油の中で生活する「ゲンユバエ」なんてのもいるのです。
            話はそれますが、ハエの適応力は非常に優れていて、殺虫剤が効かなくなる「殺虫剤抵抗性」を獲得してしまう。殺虫剤は昆虫の皮膚を通り抜け、神経系に作用し、飛んでいるハエが落ちるという仕組みですが、いつの間にか殺虫剤を解毒する酵素を作り出してしまう固体が現れる。その固体たちが生き残り、集団化していくという具合なのです。ハエはかなり強い適応力を持っているといえるでしょう。
            さて、ではその秘訣はどこにあるのでしょうか?先のハエの酵素のような例は別として、環境適応という意味で面白いものは、昆虫の脳の仕組みだそうです。大きさや形は違っても全ての昆虫にも脳があって、昆虫の脳はなんと失敗した場合の行動パターンは記憶されず、成功パターンのみを蓄積するというとう特長を持っているそうです。そのことが環境の異なる場所に行っても成功パターンを見出し、地球上に広がっていったとされています。
            何も考えていないように見える昆虫もその成功パターンを見出し、それを蓄積してきた結果が今の繁栄につながっていることを考えると、蓄積のパワーを感じてしまう。なんとも気の遠くなるトライアンドエラーが繰り返されてきたこと思いますが、その重要さにあらためて気づくことだできました。
            | 生き物と進化の不思議 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            生き物と進化の不思議シリーズ
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              多くの野生動物は群れを作ることによって、外敵から身を守っています。それは淘汰に対する生存戦略の一つで外敵から身を守るだけでなく、群れの中から異性を選びやすくなり、子孫を残す上では有利になります。
              そんなありがたい「群れ」からあえて外れる生き方を選ぶやつがいます。「一匹狼」ってやつですが、男としてそれなりにかっこいい響きのする単語ですよね。褒め言葉としても使えるけど、集団の中ではやっていけないような人にも使われています。他にも群れを離れる言葉として、「はなれ猿」や「渡りゴリラ」等がいます。
              ではこの「一匹狼」、つまり群れから離れるという行為は進化(生存戦略)の上ではどのような役割を持っているのでしょうか?
              実はこの群れから外れる個体には「健全な遺伝子を運ぶ」という使命があるらしいのです。
              群れは淘汰されない為の優位な環境を得られると共に、群れのメンバーが固定化してしまうという、
              デメリットも生じてしまうのです。
              つまり近親繁殖が進むと貧弱な子供ばかりが生まれてしまい、群れがじょじょに弱体化してしまう可能性が出てきます。
              そこで!群れから離れて一匹で行動する「流れ者」のオスが、その弊害を防止する役割を果たしているといわれています。
              新しい血を入れた群れは遺伝子を健全に保つことができ、バラエティーに富むメンバーが群れの弱体化を防ぐ役割を果たし、
              バラエティーが富むことにより、さらに淘汰の波に強くなることができるのです。
              経営において自然からは学ぶことが多いです。会社組織の衰退もひょっとしたらこの辺にもヒントがたくさんあるのかもしれません。


              | 生き物と進化の不思議 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |